2015年7月現在点字図書

1.実録アヘン戦争 

 陳 舜(しゅん)臣(しん)「著」   3巻

(内容)東アジアの全近代史に激甚な衝撃を及ぼした戦争と人間、その全像を巨細に活写し、読む面白さ、溢れる名歴史書「それからの林則徐」を付した決定版。

 

2.山里のせせらぎ 

 森野 靖子「著」   1巻

(内容)生きることは、働くことー。近江の山間の地に生まれ家族で力を合わせて、人生の荒波を乗り越えてきた著者が語る、汗と涙、祈りと感謝の物語。

 

3.日本に住む英国人がイギリスに戻らない本当の理由 

 井形(いがた)慶子「著」   3巻

(内容)日本を離れたがらない英国人は少なくない。それはなぜか。イギリスに家を購入し、日英を往復する生活を送っている著者が英国人の視点から解き明かす。

 

4.刑務官へのエール 

 西田 博「著」   3巻

(内容)戦後初めて、検事ではない生え抜きの刑務官から法務省矯正局長となった著者が、刑務所のこと、そこで勤務する刑務官のことを、元刑務官の視点で綴る。

 

5.日本の女は100年たっても面白い 

 深澤(ふかさわ) 真紀「著」   4巻

(内容)明治から平成までの女子の変遷を「草食男子」の名付け親で、女オンチな著者がごく私的な偏愛ともいえる視点から紹介する。

 

6.人間の死に方 

 久坂部(くさかべ) 羊(よう) 「著」  3巻

(内容)医学常識を無視し、自由奔放に暮らした父から教わった、医療の無力と死への考え方を紹介する。

 

7.イチロー 89の言葉 

 児玉 光雄「著」   2巻

(内容)この一言が自分を強くする! イチローの言葉を分析して見えてきたのは、「イチローの言葉」を胸に、突き進もう。必ず道は開ける。

 

8.病む女はなぜ村上春樹を読むか 

 小谷野(こやの) 敦「著」   3巻

(内容)村上春樹作品の本質はポルノ文学である。ポルノが世界文学と言われるその理由とは何か。


9.江戸女人絵巻 

 笹沢 左保「著」   5巻

(内容)「不義密通は死罪」と定められた世に、愛欲に溺れる女の性を、緻密な語りで描いた傑作時代小説


10.宮中の華 

 佐々木 裕一「著」   3巻

(内容)将軍家綱の命を受け、最愛の松姫を江戸に残して、治安が悪化の一途をたどる京へ向かった鷹司松平信平。はたして信平は、幕府転覆を狙う公家の黒幕を暴き、宮中に渦巻く闇の怨念を断ち切ることができるか…。

 

11.殺意の黄金比 

 六道 慧「著」   5巻

(内容)渋沢瑛一の父が入院した病院には、屋上から身を投げた新人看護婦の幽霊が出るという噂があった。彼女の死は「自殺ではない」という投書をきっかけに、瑛一は事件の解明に乗り出す。渋沢瑛一の東亰事件簿第2弾。

 

12.死刑台の微笑 

 麻野 涼「著」   4巻

(内容)少年法で守られた加害者たちの判決を有利へと導く弁護人と支援者たち。死刑判決を望む被害者たちに立ちはだかる少年法。少年犯罪とその問題点を探る社会派ミステリー。

 

13.伊達藩黒脛巾組独眼竜の忍び 下 

 平谷 美樹「著」   3巻

(内容)徳川家康の仕掛けた罠に嵌り、伊達政宗は豊臣秀吉から、上洛して偽造密書の釈明をするよう命じられた。黒脛巾組の活躍もあって、何とかこの危地を脱した政宗だったが、秀吉から改めて葛西大崎一揆の鎮圧を命じられる。


14.ニュートンの林檎 下 

 辻 仁成「著」   5巻

(内容)復讐の炎に燃える佐伯元子。「日常」と「非日常」に揺れ続ける「僕」。引き合う魂の彷徨は終わらない。長大なスケールの完結篇。

 

15.惑い(まどい)月

 鳥羽 亮「著」   3巻

(内容)賭場の探索にあたっていた岡っ引きたちが惨殺された。北町奉行所の精鋭たち「鬼彦組」が追う。同心倉田佐之助の剣が冴えるシリーズ8作目。


16.向こう側の遊園 

 初野 晴「著」   4巻

(内容)廃墟となった遊園地、ここはいわくつきのペットが眠る秘密の動物霊園。弔いのためには、依頼者は墓守の青年と交渉し、一番大切なものを差し出さなければならない。彼らの物語から青年が解き明かす真実とは。連作ミステリー。


17.幽霊の春 

 風野 真知雄「著」   3巻

(内容)同じ町内で、季節外れの幽霊が出た。鎧武者の幽霊、美女の幽霊、金色の猫の幽霊…。大好評「新・若さま同心」シリーズ、いよいよ最終巻!

 

18.カルテの余白 

 なだ いなだ「著」   3巻

(内容)精神科医でもある著者が診察室から、見た人生を透徹した眼で鋭く抉り、時には皮肉たっぷりにユーモアを交えて綴った痛快エッセイ。

 

19.一言入魂 

 木村 和也「著」   3巻

(内容)プロローグ  第1章 「木村和也」の原点  第2章 中学入学、そしていじめの経験  第3章 新たな世界との出会い  第4章 24時間アナウンサー  第5章 2001年3月14日  第6章 家族―生涯のパートナーと“奇跡”の誕生―  第7章 言葉の贈り物  エピローグ

 

20.終りなき夜に生れつく 

 アガサ・クリスティー「著」   4巻

(内容)誰が言い出したのか、その土地は呪われた〈ジプシーが丘〉と、呼ばれていた。だが僕は魅了された。何としてもここに住みたい。クリスティーが自らのベストにも選出した自信作.

 

21.悲しい約束 

 ダイアナ・パーマー「著」   3巻

(内容)一時的に失明した富豪ギャノンの看護を、住み込みでしているデイナは、彼に恋をしていた。そんなある日、主治医から、視力が戻る見込みはゼロに近いと言われたギャノンは自暴自棄ぎみに、デイナにそばにいてほしいとすがり…。

 

22.豪雨のあと 

 イヴォンヌ・ウィタル「著」   3巻

(内容)亡き父親の借金を一人で抱えているキャロラインに、負債の肩代わりと引き換えに期間限定の結婚を提案してきた傲慢でぶしつけな男性、威圧的で愛のかけらもない取引だが…。