2023年6月現在

1.NDC 304 忘却にあらがう

 東 浩紀「著」 4巻 602

(内容)いま必要なのは短絡的な動員ではなく、忘却に抗う力だ。天災、疫病、祭典、犯罪、戦争。平成から令和への転換期に、ジャーナルな事象の「意味」を語り継ぐべき記憶へと書き換える。東浩紀が世界的な転換期と5年にわたり対峙した決定的時評集。

 

2.NDC 309 激動日本左翼史

 池上 彰 佐藤 優「著」 4巻 530

(内容)左翼の掲げた理想はなぜ「過激化」するのか。池上彰と佐藤優が、60年代前半の社会党・共産党の対立状況、1968年前後に盛り上がった学生運動、過激化した新左翼がテロリズムに走るまでの顛末を語る。

 

3.NDC 317誉田哲也が訊く!警察監修プロフェッショナルの横顔      

 誉田 哲也&チーム五社「著」 3巻 338

(内容)警察監修のプロフェッショナル集団に、警察小説のプロフェッショナル誉田哲也が迫る!レジェンド級警察OBたちが語り尽くす対談集。

 

4.NDC 913 雨宿り 新・秋山久蔵御用控13

 藤井 邦夫「著」  3巻 428

入谷で遊び人の金治が殺された。首の血脈を刎ね斬るその凶行に、秋山久蔵は10年前に斬り捨てた望月平蔵という用心棒を思い出す。不審を抱く久蔵の前に望月の妻が現れ…。

 

5.NDC 913 姉妹の絆 公家武者信平13

 佐々木 裕一「著」 3巻 436

(内容)信平は将軍より新たに町を拝領したが、鷹司町の実情は問題だらけ。言うことを聞かぬ商人や無気力な者ばかりの長屋など、民の悩みに信平が一肌脱ぐ。そして信平と松姫に新しい家族が…。実在の傑人を描く時代小説。

 

6.NDC 913 戦国小町苦労譚11

 夾竹桃「著」 5巻 610

(内容)信長が安土へ移ろうとする過渡期の1月、静子はチョコレートケーキ作りに励んでいた。本願寺の挙動に気を配りつつ、東国征伐と花火大会の準備を進める傍ら、日ノ本初の写真撮影に挑むが…。

 

7.NDC 913 菜の花食堂のささやかな事件簿5

 碧野 圭「著」 3巻 398

(内容)食べ物屋さんのご主人がお弁当を買いに来るのはなぜ? 菜の花食堂のオーナーの靖子先生は、誰かが抱えた秘密を見抜いて、心配ごとでいっぱいの気持ちを癒してくれる…。

 

8.NDC 913 平安ぱいれーつ 東国神起

 如月 天音「著」 4巻 594

(内容)昔むかしの平安時代。山吹丸の主・藤原純友様は、伊予海賊の大頭を務めている。関東から逃げてきた海賊達により、伊予の海でも争乱が起き始め、 東国へ向かうことになった山吹丸達一行。戦を好まず、笑顔の消えた主のため、四天王達と山吹丸は力を尽くすが…。

 

9.NDC 914 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

 岸田 奈美「著」 2巻 288

(内容)車いすユーザーの母、知的障害のある弟、急逝した父。一生に一度しか起こらないような出来事が、なぜだか何度も起きてしまう著者が綴る、笑いと涙の自伝エッセイ。

 

10.NDC 933 帰りたい

 カミーラ・シャムジー「著」 5巻 714

(内容)ロンドンで暮らすムスリムの3人姉弟の末っ子が、聖戦の戦士だった父に憧れ、イスラム国に参加。姉たちは弟を救い出そうとするが…。

 

11.NDC 933 影を呑んだ少女

 フランシス・ハーディング「著」 7巻 1040

(内容)幽霊を憑依させることのできる体質の少女メイクピース。母亡きあと少女が引き取られた父方の一族は、恐ろしい秘密を抱えていて…。17世紀英国を舞台に、逞しく生きる少女の姿を描く歴史ファンタジー。